【※閲覧注意】名店 珍獣屋 オフレポート
一年半ぶりくらいですね。お久しぶりです
さて今回の記事ですが、桜木町に君臨する飲食店さん「珍獣屋」に訪れた際の感想になります
復帰後、最初に書く記事はポケモンの構築記事にしたかったのですが、ありえない程の衝撃に思わず記事を書く手が止まりませんでした
行くことになった経由は覚えていません
ゲテモノを食べたいだけのツイッターヤクザ共に家が近いからという理由だけで連行されました
先に断わっておきますが、ぼくは虫が苦手です
虫というか結構な生き物が苦手です。カエルとか幼虫とかセミとかGとか
そんなぼくが行ったということを前提にお読みください
じゃあまずは今回のイカれたメンバーから紹介するぜ!!
くろこん
ワニ代表。もはやリア友
「桜木町のワニより横浜のワニの方が強いっとこを見せてやるよ」※言ってません
あほろん
新潟代表。これ食うためだけに往復8kかけて来たガイジ
「俺を倒したきゃミンミンゼミの踊り食いでも持ってきな」※言ってません
めいたん
絵師代表。唯一の良心(であると信じたい)
「彼女とのキスよりもゴキブリを選んだ俺に死角は無い」※言ってた気がする
だれると行けないから早速レポに移るぜ!
今回訪れた珍獣屋。場所はJR桜木町駅から徒歩10分くらいのところにあります
駅で3人と合流してお店に向かうと……
ありました。やべー看板が。
歩きながらいけるいけるwとかイキってたぼくたちもこれを見て思わず身震いする
ビルの2階に上り早速入店します
席に案内されると店員さんからこのメニュー表を使って丁寧な説明を受けました
この時点でぼくら猿みたいに騒ぎまくってた
しかし残念なことに(?)今回の大目玉だったゴキブリくんがなんと在庫切れで現在養殖中とのこと。ほっとしたような残念なような複雑な気持ち
各々適当に飲み物を頼んで乾杯し、その金属音を合図に戦いの火蓋が切って落とされました
店内はバーって感じ。行ったことないけど
席も少なく落ち着いた雰囲気でした
①ウーパールーパーの1本焼き
なんとこれ1匹で2000円くらいの超高級食材
一発目からこのインパクトである。みんながビビる中
くろこん「んじゃあ俺頭いっていいすか」
……まじかこいつ。そのままなんの躊躇いもなく頭側半分をぱくりしてました。
それに続いてぼくも2番手を切る。ウーパールーパーの下半身をぱくり。
……ん?悪くない
味は淡白な白身魚、食感は魚卵+小骨のアクセントといった感じでした
例えるならししゃもにすごく似ています
ていうか普通においしい。ウケる
絶対これ食い物じゃない
今にも動き出しそうな野性味溢れる見た目
ハサミで4等分にぶった切ってじゃんけんで勝った人から好きな部位を取っていきました
ぼくはドベだったのでほぼ身のないしっぽを食わされました。グソクムシを食べられなかっただけなのにひどく悲しかったです
味はエビそのものでした。風味も食感も
美味しいか美味しくないかで言えばまあ食べ物食べてるなって感じでした
③ワニの手
店に来る前から期待の大きかったワニが爆誕
中に骨が通っているので、ナイフとハサミで周りの肉を削ぎ落としながら食べるそうです
ここでめいたん職人の腕が光る
親の仇かの如くナイフで肉を抉りとるようにちぎっては投げちぎっては投げていく
お皿に乗せてくれたワニ肉を我慢できずにぱくり
…うめえええ!!!!
これはもう文句無しに美味かった
唐揚げとして作られたそれは味付けはもちろん肉そのものが非常に美味しい
肉なのにしゃきしゃき?サクサク?とした食感をしているが、紛れもなくそれは「肉」として圧倒的な存在感を放っていた
後半美味すぎてもっと食いたかったのでみんなが喋ってる中黙々とハサミで身を取ったり直接かぶりついたりしてました
(↑ぼく)
(↑くろこんくん)
この時点でもうゲテモノを食べることにほぼ抵抗が無くなってました。恐るべき珍獣屋
④ヤギの金玉
ヤギの金玉です
ヤギの金玉です
何度でもいいます
ヤギのkこれですね、見た目はまあホタテっぽいんですが味がとにかくキツかったです
くろこんくんとあほろんくんが先行し「美味い」「貝みたい」とのこと
勢いで食う。不味くは決して無いのですが、後味というか臭みというか、とにかくかなり癖が強くて好き嫌いが極端に別れる味でした。ぼくとめいたんは無理だった
食感は確かに貝っぽく、その味はなんとも形容し難いもので、正にそれは「ヤギの金玉」そのものでした
強いて例えるなら森の精子みたいな感じです。ゴックンしたことないけど
余談ですが、これおかわりの飲み物といっしょに頼んだんですが、ぼくがみんなの注文聞いて全部いっぺんに頼もうとしたんですよ
えみ「あれとそれとこれと、後は…」
あほ「ヤギの金玉下さい!」
って感じで割り込まれました。どんだけこいつ金玉食いたいんだよって思いましたね
⑤鹿の脳みそ
↑来店二週間前のこのツイートを見て食べたいなーなんて話してたらまだあったので、これは頼むしかないと注文しました
運ばれてきたこのホワイトマターとでも言うべき物体、これもまた4等分してじゃんけんで勝った人から取ってくスタイルでいくことに
そうと決まれば早速とナイフを入れるのですが…これがまたすごかった
ぶよぶよしてるように見えるでしょ?これね、豆腐みたいにめっちゃスーーッって刃が入るんですよ。そらもうスーーッっと
ぼくらそらもう興奮してナイフ回しながらみんなで切ってました。くそ楽しかった
んでじゃんけんですが、グソクムシの分を取り戻すかの如く一位抜けして一番でかいところかっさらっていきました。んで先行する
これがね、ガチで美味いんですよ
そらもう美味すぎて身体中に電流が走りましたね。電流が脳まで達した瞬間自分の脳みそが鹿の脳みそに上書き保存されてぐえー自分も鹿になってしまったって感じでした
なんて言えばいいかなーなんて思ってたらめいたんが「チーズみたい」と言って納得
味は超濃厚なチーズでそれをバター醤油で調理したんだからそら美味いに決まっていた
食感はトロトロで、だけど濃厚すぎていい意味で口の中に残り続ける感じ。大変美味でございました。個人的珍獣屋No.1料理
⑥ツクツクボウシ&サソリ
せっかく珍獣屋に来たならやっぱ虫っぽいもの食べたいよねってことで頼みました。いわゆるゴキブリの代わりです
なんか2品がひと皿にセットで運ばれてきて見た目インパクトがすごかった
最初にツクツクボウシを食べることに。3匹しかいないので、以前野良でセミを食っていた(←?)あほろん以外の3人で食べることに
イッ〇Qよろしく口に挟んでめいたんと一緒に噛みちぎった。めいたんがビビりまくってて可愛かった
↑これ噛みながらツーショット撮ってます
んでもってくろこんくんの食レポが面白かった。
「味が3段階で来る。香ばしいのが来てから、口の中に野生が広がり、最後に苦味が来る」
実はこのツクツクボウシね、完全野生産なんですよ。八丈島で捕まえたワイルドなやつらしいです。ゴキブリとかは養殖なのにね
んでこれ食って上の感想なるほどってなりました。確かに2段回目でぼくの口の中には八丈島の大自然が広がっていました。クソくらえ
トイレに行くのでサソリ適当に食っててくれと残し、席に戻ると尻尾とお腹が残されてたのでサソリのアイデンティティである尻尾を食べました
割とお肉詰まってました。味は漢方って感じでした。そんなにおいしいもんではなかったです
唐突にきた店員さんの「ラストオーダー」
ぼくたちが頼むものは決めていた
⑦異物混入プリン
はい
珍獣屋って言ったらこれですよね。ぼくもこれの存在だけは知っていました
そこそこの値段がするのと恐れから二人で一つを食べることにしました
なぜかあーんしてお互いに食べさせることになったので野郎4人で食べさせあいっこしました。ぼくらは楽しんでたけど周りからみたら地獄絵図だったと思います。
気になる味ですが…
はい、とてもおいしかったです
まずお値段張るだけあってプリンがとてもおいしいです。これ一本でも売れるってくらい
まあ一本とか言ってても蓋を開けたら100本くらいやべーのが刺さってるんですけどね(ミルワームって言うらしいです)
ですがこのやべーの、良くいえば臭みとか苦味もなく、悪くいえば何も味がしませんでした。ただただサクサクする何かって感じ。はい、サクサクしてました。そりゃもうサックサクでした
スーパーにもカラーチョコスプレーの横に置いてあっても不思議じゃないと思います。近い将来そんな日も来るんでしょうか
そんなこんなで無事完食しました
4人でアホみたいに頼んで1人8000円
正直万超えると思ってたので思ったよりも安く済んだんじゃないでしょうか
ここに来る前は
「どうせ腹いっぱいにならんから出たら近くでラーメンでも食べましょう」
と話していたのですが、食べ終わってみるとあら不思議、十分にお腹も満たされ心も満たされ完全に珍獣屋のトリコリコになっていました
料理は美味しく、ワニの手をお土産にくれたりヘビを触らせてもらえたりとサービスもよく、何よりも店員さんの雰囲気がとてもよくて一言で言うなら『とても素晴らしいお店』でした
この記事で少しでも珍獣屋に興味を持っていただけたなら嬉しい限りです。どうか偏見を持たず、機会を作って足を運んでみてください
閲覧ありがとうございました
そして共に戦い抜いた3人の戦士にもありったけの感謝を。。
お土産のワニの手